連想系(2)映画は誰のものか

2005年04月05日

体感系

ロベルトさんより、「体感系」について、「フィリップ・グラスやマイケル・ナイマンといった作曲家が、最近、劇場で生オーケストラによる音楽をつけてます」とのコメントをいただきました。ありがとうございます。

ご承知の方もあるかと思いますが、1900年前後、黎明期の映画は「サイレント」でした。音声つきになったのは、1920年代に入ってからです。しかし、これを「音なし」とするのは大きな誤解で、音楽の「生演奏」や、講談師による「生語り」をつける場合が多々あったそう。その意味においては、ロベルトさんのおっしゃる「生オーケストラ」は映画の原点に戻っているとも言えそうですね。

さて、ブログ立ち上げをご報告したところ、尊敬する先達から次のような激励を賜りました。「映画製作に関して私のささやかなお願いがあります。現代の若者達が失いつつあるものが、『感動するこころ』です。しかも、持続する感動を映画を通じて若者層に発信して頂ければ幸甚です」。

そしてこのメールは、次の言葉で締めくくられています。
「ヒトの進化の原点は、感動であると思います」

脚本決定まであと56日となった本日、深く胸に刻みました。

黒川裕一

at 12:25│Comments(2)体感系 

この記事へのコメント

1. Posted by ありえる   2005年04月05日 15:36
黒川さん
メールありがとう。
意欲的に活動されているようで何よりです。
感動するこころを失っているのは、若者よりも
年配の方たちのような気もします。
世代を超えて交流することで、感動を連鎖させ
られると良いなって思います!
そんな媒介になるような、映画だと嬉しいです。
体感良いですね。ただ、私の思いでは、内臓で
感じたいですね。つまり、ワクワクとかドキドキ
とか・・・。頭でつくり出した欲望ではなくて、
純粋な欲求から発せられるような何かを期待
しています!
2. Posted by ようこ   2005年04月06日 00:27
黒川さんが掲げる3つのキーワードの中でも、私はこの「体感系」に強く惹かれます。
映画とは、仕事とは、人間関係とは、(つまり何事に対しても)、体で感じたものは、体が覚えるものだと、この2、3年で痛感していることです。頭で考えて、頭で覚えたことが、何とも後に残らないか!
涙を流して、声を出して笑って、肩をたたきあって人とわかちあうことが、今とっても大切なことだと思います。本当に単純なことなんですけどね。

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