2005年05月16日

おねーちゃんとサラ金

初めてこのブログを読まれる方、映画革命の全貌をお知りになりたい方はこちらからご覧ください。

脚本決定まで、あと15日。先日発した「問い」について書きます。すなわち、

「文化をつくる」とは、何をどうすることか?

その前に、「文化とは何か」についてはっきりさせる必要がありそうですね。

20代の大半を外国で暮らしてじわじわと分かってきた気がすることがあります。それは、例えば、以下のようなことを透かして見えてきました。
(1)熊本の繁華街の薄暗い裏通りを、深夜、ミニスカートにかかとの高い靴のおねーちゃんが、酔っ払って平気で歩いている。
(2)某サラ金の社長の功績を一言で要約すれば、「『日本人って、担保がなくてもちゃんとお金を返してくれる民族なんだ』と気づき、それを『サラ金』というビジネスモデルに仕立て上げたこと」だそう。

(1)については「アメリカならばどんな目に遭うか知らないよ?」とは思うし、(2)も「でも結局サラ金ってかなりアコギな商売なんでしょ」とは思います。でも、「事実」として(1)のおねーちゃんは平気だし、(2)のサラ金会社は仕事が成り立っている。

これらの「事実」を支えるもの。それが、文化。

そんな気がするのです。

黒川裕一


今週は、水曜、日曜とアウトライン化の集いが続きます。とりわけ日曜は投票前のクライマックス。ぜひご参加下さい!(スケジュールはこちら

この日誌を明日も読みたいと思ってくださった方は、エール代わりにこちらをクリックしてくださいませ。


2005年05月15日

体感系の映画を見つけました

初めてこのブログを読まれる方、映画革命の全貌をお知りになりたい方はこちらからご覧ください。

脚本決定まで、あと17日・・・と思ったら、16日ですね。今月31日が「運命の日」で、今日は15日。どうやら、どこかでカウントダウンを間違えてしまったようです。いっぺんに2日分進んで、思わず焦ってしまいそうですが、大丈夫。今日出来ることをしっかりがんばります。

さて、映画革命と並行して書いている映画ガイドですが、偶然の一致か、原稿〆切が今月末。いよいよ追い込みに入っています。今日も掘り出し物が一本。「鬼が来た!」という中国映画です。

第二次世界大戦末期の日本軍と中国人民の接触を描いた物語なのですが、単なる反日映画にあらず。深作欣二監督のかの名作「仁義なき戦い」をほうふつとさせるすさまじい勢い。理屈を超えて押し寄せるエネルギーの波。「ワケは分からんが、とにかくすごい」。そんな感じ。

・・・これはまぎれもなく「体感系」の一種です。

今週は、水曜、日曜とアウトライン化の集いが続きます。とりわけ日曜は投票前のクライマックス。ぜひご参加下さい!(スケジュールはこちら

黒川裕一

この日誌を明日も読みたいと思ってくださった方は、エール代わりにこちらをクリックしてくださいませ。


at 16:38|PermalinkComments(1)体感系 

2005年05月14日

それでも「何か」が

初めてこのブログを読まれる方、映画革命の全貌をお知りになりたい方はこちらからご覧ください。

脚本決定まで、あと18日。今月11日の「アウトライン化の集い」の後に見ていただいた拙作について、たかこさんと美和さんがコメントを早速書き込んで下さいました。また、メールでも多くの方からご感想をお寄せいただいています。この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございます。

このプロジェクトの幕開けに際して、映画という表現形式の限界を見極めてみたいという思いが強くありました。そこで、「言葉なし、説明なし、顔の見えるキャラクターなし、はっきり見える映像なし、俳優の演技なし…」という、ないない尽くしの10分間に挑戦してみたわけです。(ちなみに音楽は全て安達伸幸さんの作品を使わせていただきました。右のリンクをぜひ!)

当然、見た人全てが一度で完全に「理解」できるようなシロモノにはなっていません。にもかかわらず、「何か」が伝わってしまう。感じられてしまう。分かってしまう。たかこさんが書いてくださったように、泣けてしまいさえする。本当に不思議です。映画のおもしろさ、すばらしさ、そして可能性がここに秘められているような気がしてなりません。

それを皆さんと共に探っていけることをうれしく思います。拙作は今後もときどきお見せする予定ですので、そのたびにご感想をお聞かせください。見るほどに味わいが深まっていくような映画を目指していますので…。

黒川裕一

この日誌を明日も読みたいと思ってくださった方は、エール代わりにこちらをクリックしてくださいませ。