HINAMI予告編

2005年12月29日

予告編、その6

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プレミア上映まであと31日。 さて、今日のランキングは…。

いよいよ1ページ目(トップ50)に手が届きました! おかげさまで、このブログランキングページからの訪問者が増えております。ありがとうございます。

yuukoさんの「みなさま!このブログの人気ランキング、何位だか知ってる?146位ですよ!」という呼びかけから起きつつある、大きなうねりです。さらに大きく育てましょう!(ブログランキングの仕組みはこちら


予告編の第6弾、ヤンヤン編をついにアップしました。白い花の鉢植えだけが友達の孤独な青年。「兄貴」と慕う人物は、今いずこに? 予告編のページはこちら

年内最後の予告編上映会は無事終了。反響及び新年の予定はこちら! 


nozaki yukoさん、コメントありがとうございます。
会うべき人には、会うべくして会う。
そうボクは信じています。
yukoさんとも、近いうちにぜひ。


今日はひたすら、大掃除。
…と言っても、部屋の掃除ではなく、たまりにたまっている雑務の処理。
HPの更新、会計報告の作成、書き散らしたメモ書きの整理…。

てきぱきと終わらせて編集に戻ろうと思いきや、これから名古屋に行くのです。
夜10時ごろに現地着。
翌朝8時には発ち、熊本に戻ります。
まさに、とんぼがえり。
当然、寝る暇はナシ。

ううむ。


黒川裕一


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at 14:26|PermalinkComments(2)

2005年12月04日

思い出話

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プレミア上映まであと56日。  予告編3・サツキ編をアップしました! ミナと瓜ふたつの彼女のキャラクターを一言で要約すれば、「女優」。詳しくは今すぐこちらにて予告編をご覧ください。


大場さん、アメリカ西海岸からのコメントありがとうございます。Marshaは、cuteという言葉を辞書から引っ張り出して人間の衣を着せたような女です。お察しの通り、ボクらが出会ったのは、Memphis。同じ大学に籍を置いていた時期があるはずですが、ボクは彼女が何を専攻していたかすら実は知りません。キャンパスなどで頻繁に見かけたわけでもなく、平均すればせいぜい月に1,2度会っていたくらい。最後に会ったのは、5、6年前。ずいぶん前のように感じます。

彼女は、今や「歴史」として過去形で語られることの多いヒッピーなる文化の体現者でした。カメラ屋さんでアルバイトをしてなんとか食いつなぎ、余暇はもっぱらマリファナを吸ってのんびり。アメリカの「肉食文化」へのささやかな反抗として菜食主義を貫き、唯一の「アクティブ」な趣味はスケートボードを滑らせること。ところが生来きゃしゃな体は極端なカルシウム不足に陥っていたらしく、ある日スケボーで転んだだけで腕をひどく骨折。その後もなかなか骨がくっつきませんでした。

彼女の家でちょっとしたパーティが開かれたことがあります。行ってびっくり。マリファナパーティ。輪になって、一同マリファナを回し飲み?しているではありませんか。当然のごとく、ボクにも「どう?」と女の子がすすめてきました。

でも、Marshaは一度たりともボクに何一つすすめませんでした。そのあたりの感性を彼女は生まれつき持ち合わせていました。「クスリなんぞ必要ない。ボクの頭蓋骨の中は脳内麻薬の洪水だから」とボクは豪語し、「アンタはね」とMarshaは笑い飛ばしました。気がつくとボクらはお互いをbuddyと呼んでいました。

今の世の中、何かがおかしい、と思う。
このままじゃいけない、とも思う。
何とかしなきゃ、と思わないわけじゃない。
でも、どうしていいか分からない。
見当もつかない。
気持ちばかりが、焦る。
結局、何もできない。
しない。

彼女はそんな悪循環の中でもがいていました。マリファナのせいで緩みきった頬とうつろな目の奥底には、ニタニタとした見た目とは裏腹にいつも絶望が漂っていました。結局、彼女は男友達と一緒に西海岸に移っていきました。そこが約束の地などではないと知っていながら、そこが約束の地であることを信じて。信じたふりをして。

案の定というべきか、最近彼女からメールが来ました。

「退屈で死にそうだ」
「ここから抜け出したい。外の世界が見たい」
「でも、お金がない」

ボクは返事を書きました。

「本当に抜け出したければ、お金、つくりなよ」
「つくらないまま、見切り発車するのも楽しいかも」
「ここまで自力で会いに来れば、ボクはいつでも歓迎する」


<お知らせ>
予告編7本を一気に見られる上映会を下記日程で開催します。
ど迫力の大画面、大音響で映画「HINAMI」を味見する絶好の機会。
ネット上でお見せできるものには、残念ながら限りがあります。
お気軽に、ぜひお立ち寄りください。

日時: 12月5日(月)午後7時及び8時より
    9日(金)午後6時半及び7時半より
会場: ギャラリーキムラ(アクセスや連絡先はこちら


黒川裕一


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at 09:36|PermalinkComments(3)

2005年11月27日

予告編2?ミナ編

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プレミア上映まであと63日。  貴子さん、コメントありがとうございます。この映画革命の最大の原動力、そして財産は、おっしゃるとおり「人」。編集作業に没頭しているとついつい自分の世界にはまりこんでしまいそうですが、原点を忘れないようにしたいものです。


お待たせしました! 予告編の第2弾は、ミナ。20歳。女性。薄暗い部屋から一歩も出ない。母親が食事を持ってきてもドアすら開けない。友達はぬいぐるみとパソコン。外界との唯一の接点は、分厚いカーテンのすき間から窓の外を眺め、夢想すること。

キャラクター設定上、全体に画面が暗く、ストリーミング用に圧縮をかけた結果画面が若干荒れてしまいました。待ち時間なく快適に見ていただける範囲では最高の画質ですのでどうぞご理解くださいませ。

「HINAMI」は主人公が8人もいる超群像劇。予告編はまだまだ続きます。お楽しみに!

予告編のページはこちら


黒川裕一


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2005年11月20日

予告編1?石野

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プレミア上映まであと70日。  お待たせしました。

予告編の第1号をついにアップいたします。

まずは、石野編。決して悪いヤツではないけれど、どこか空気が読めず、うとまれるタイプ。とりわけ妻子には全く相手にされず、状況の打破のためについついマニュアルに助けを求める悲劇的な人物です。

「HINAMI」は7つの物語が4次元に絡み合う超群像劇。当然、物語の数だけ予告編も必要です。今後は1週間前後に1本の割合で新しい予告編をアップしていきます。7本全部をアップした後には、人気投票も予定していますので、どうぞお楽しみに!

予告編のページはこちら


黒川裕一


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