2006年01月

2006年01月31日

ご意見ありがとうございます

初めてこのブログを読まれる方、「HINAMI?熊本発・映画革命」の全貌をお知りになりたい方は、
HINAMIのホームページをお読み下さい。


市民会館で残金の支払い。 しばらくは、残務処理が続きます。


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今日は、辛口のご意見をメールでいただいたので、勝手ながらそのまま掲載させていただきます。「みんなでつくり、みんなでひろげ、みんなでみる」のがHINAMIの映画。「みんなで語り、みんなで聴く」こともまた必要かと。


<転載ここから>

Sent: Sunday, January 29, 2006 12:54 AM
Subject: 理解に苦しむ映画を見て(今度の映画は凡人には理解できなかった)

HINAMIって映画作ったことは認めよう。だが、コップの中の満足だけで終わってはいないだろうね。今からここに記すことは熊本発の映画を作ろうという、あなた達にショッキングなことを伝えたいと思う。

まず、今度の映画では舞台挨拶なんていらないよ。舞台あいさつなんて、まだ早い。映画が素晴らしかったならばそう思わなかったかも知れないが・・・・。それからチケットを持たせ一人一人に願いを込めさせて隣の人と交換させた。そこまではいいとしよう。何か新しいことがこの映画の中で始まるのではないかという期待を抱かせた。だが、映画は違った。あなた達が訴えたかったことと鑑賞に来ていた人の間には大きな隔たりがあった。一度でも凡人の我々がどう思うか、この映画で検証をしてみたのだろうか。冒頭、代表者が言った、昼と夜の部でこのハコ(熊本市民会館)を映画で満杯にしたのは自分たちであると自慢した。だが現実は厳しい、退屈した中途退場者も一番多かったのではなかろうか。私の隣の親父なんて寝ていたよ。一緒に来ていたカミさんも途中で出たいと言った、だが、私は最後まで見ないとわからないじゃないかと制した。最後まで私達は見た。だがその期待はむなしく裏切られた。極め付けは映画が終わったあとの会話である、全く知らない親父がトイレの中で「全く理解できない映画だった」と言った。そうしたら知らない人が「そうだそうだ」というふうにうなづいたのだ。映画を作ろう、その意気込みは買う。だが、訴えたいものが鑑賞している人に伝わらないのはいけない。いろんな人にチケットを売り鑑賞に来てもらおうと思うなら、8割がたの人に理解してもらうような映画を作ることだ。チケットを売らないで自分たちのためだけの映画を作り楽しむためだけのものについてはもちろん何も言わない。

ところで、あなた達は「フーテンの寅さん」の映画を見たことはあるだろうか。あの映画はシンプルで涙あり笑いありのすばらしい映画だ。あなた達の今度の映画は私のような凡人には難しかった。だが、最後に熊本発の映画作りにチャレンジしたことはおおいに認めるところである。多分、次回のあなた達のお客さんの入りは激減すると思う、だがそれにめげずに頑張ってほしい。私は理解に苦しむ映画を今宵鑑賞し、いたたまれずにメールを送った次第である。

<転載ここまで>


プレミア上映が無事終わりましたので、今後は関西を皮切りに各地で上映していきます。

あなたも上映会の主催者に!
HINAMIの映画は、「みんなでつくり、みんなでひろげ、みんなでみる」。
誰でも簡単に主催できますので、お気軽にメールにてお問い合わせくださいませ。
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予告編のページはこちら。これら7つの予告編がどうつながり、ひとつの大きな物語を織り成すかは、本編をみれば分かります!


黒川裕一


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2006年01月30日

HAIKU冥利

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余韻。

お礼状を書く。
それ以外、何もせず。
その昔、ある先人に教えていただいたこと。
「お礼とお詫びだけは即座に」
「お礼とお詫びだけは代理を立てることができない」


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daisukeさん、クッシーさん、kazukiさん、yukoさん、keikoさん、コメントありがとうございます。熊本発の大津波が東に向かい、関西での上映会は大成功間違いなしと確信しています。まとめ役であるkazukiさん、yukoさん、keikoさんのますますのご活躍を心から期待しています!


50代と思しき、くたびれた表情の女性から、こんな感想をいただきました。
「私には寝たきりの母がいる。いっそのこと死んでもらった方がお互いにとって楽だと思うことも少なくない。『HINAMI』は私にはよく分からなくて、途中で一度寝てしまった。でも、目をさますと手押し車を押したおばあちゃんが、道端の白い花を見てにっこり微笑んでいた。きっと『生きていること、ただそれだけですばらしい』と、花を見つけたこのおばあちゃんは感じて、だからあんなふうに笑ったんだと思う。それを見たとき、母のことが思い出され、母が生きていること、ただそれだけですばらしいと素直に思え、涙が止まらなくなった」

ありがとうございます。
「HINAMI」はHAIKU MOVIE。「俳句を映画にしたらこうなる」というコンセプトでつくられています。わずか17文字の向こうに無限に広がる風景は、人それぞれ。あなたがあなたなりに心動き、涙を流してくださったこと、ただそれだけで、「つくってよかった」と心から感じます。本当にありがとう。


おっと、もうひとつ。
すごく久しぶりに、思い出したように竹下製菓さんのブラックモンブランを食べました。
「プレミア上映が終わるまでは食べない」と、自分の中でなんとなく決めていたのです。

当たると確信して、買いました。
おいしく食べました。

10点当たり。
やはり。


プレミア上映が無事終わりましたので、今後は関西を皮切りに各地で上映していきます。

あなたも上映会の主催者に!
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黒川裕一


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2006年01月29日

ありがとうございました

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プレミア上映終了。

見事、ブログランキング1位でプレミア上映を迎えることができました。ありがとうございます。今後も、皆々様が日々ワンクリックの後押しをしたいと感じてくださるだけの動きを続けます。どうぞよろしくお願いいたします。(ブログランキングの仕組みはこちら


life-overさん、石黒さん、成松さん、epiphanyさん、はまけんさん、いちまいかみませんかさん、たかしさん、クッシーさん、コメントありがとうございます。どのお言葉もありがたく受け止め、4月1日より本格始動する次回作に生かさせていただくことをもって返礼とさせていただきます。今後もどうぞよろしくお願いいたします。


石黒さんのコメントにある、「私にとって、最後の字幕の途中での閃光が全てでした。ものすごい手法のメッセージです」。これこそ、HINAMIが一貫して取り組んできた「開放系」。スクリーンの中と外を隔てる境界が一気に壊れ、開放され、客席という「安全地帯」から「高みの見物」することがもはやできなくなり、観る者の内面が直に揺さぶられる。

石黒さんがそれを見事に感じ取ってくださったということは、同様の方がきっと他にもおられたはず。「開放系」に限らず、「連想系」「体感系」「超群像劇」「メタフォリック・ホラー」「HAIKU MOVIE」などと新しいコンセプトや手法を試みる以上、簡単には理解されないというリスクを負わざるを得ないわけですが、「負ってよかった!」と心から感じます。本当にありがとうございます。


熊本で最大規模、1800人収容の会場で1日2回公演という「暴挙」。結果は、2回とも満員御礼。

やり遂げました。
やり続けます。

それ自体が、よろこび。
その先には、希望。


プレミア上映が無事終わりましたので、今後は各地で上映していきます。まだ本編をご覧になっていない方は、7つの予告編から。これらがどうつながり、ひとつの大きな物語を織り成すかは、本編をお待ちくださいませ。


黒川裕一


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2006年01月28日

ついに

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ついにプレミア上映当日!

この日誌を更新している時点では、ブログランキング1位。本当に、トップのままこの日を迎えました。ひとりひとりのワンクリックが積み重なると、こんなにも劇的な結果が出る。今、それをしみじみとかみしめています。

ランキングはこちらをご確認ください。(ブログランキングの仕組みはこちら


篠田さん、健司さん、コメントありがとうございます。おふたりをはじめ、本当に多くの方々の声援に励まされ、日々このブログを更新し、今日を迎えました。ありがとうございます。

昨年4月1日以来10ヶ月近く、土を耕し、種を蒔き、水をやった花が大きく開くときです。厳しい冷え込みにもかかわらず会場に足を運んでくださる全ての方々にご満足いただけるようスタッフ一同最善を尽くします。そして、はちきれんばかりに楽しみます。


予告編の第7弾、ゆうこ編をアップしました! ついに全ての予告編が出揃いましたが、これらがどうつながり、ひとつの大きな物語を織り成すか…。どうぞ本編を楽しみにお待ちください! 予告編のページはこちら


黒川裕一


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2006年01月27日

自分だけは

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プレミア上映まであと1日。

今や、ブログランキング経由のアクセスがうなぎのぼり。これも、激しくトップ争いをしているおかげ。うれしいですね。無事、プレミアを1位で迎えることができるでしょうか?

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あつしやさん、拙著をご購入いただきありがとうございます。映画ともども、執筆の方も全力でがんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

iceさん、コメントありがとうございます。生きてますよ?。というか、ますます元気ですよ?。疲れ知らずな今日この頃であります。


さて、泣いても笑ってもあと1日。既に作品は完成し、お見せできる状態なのですが、チェックするたびに手直ししたい箇所が必ず出てきます。そこで、この2日間は、ひたすら、「みる→なおす→みる→なおす」の繰り返し。おそらく他の誰にも分からないくらいの微調整なんですけどね。でも、やるのです。

他ならぬ自分自身だけは、分かるから。
知っているから。


予告編の第7弾、ゆうこ編をアップしました! ついに全ての予告編が出揃いましたが、これらがどうつながり、ひとつの大きな物語を織り成すか…。どうぞ本編を楽しみにお待ちください! 予告編のページはこちら


黒川裕一


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