2005年10月

2005年10月31日

編集のキモ

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プレミア上映まであと90日。  篠田さん、コメントありがとうございます。ご質問に答え、編集について。

編集は交響曲をつくるのに最も近いのではないでしょうか。役者、映像、音声、音楽…、これらの要素はいわば個々の楽器であり、その組み合わせによっていかに調和(あるいは、意図的な不調和)を生み出すかという営みこそが、編集。

映像のカットや音声の調整のようなひとつひとつの技術はもちろん不可欠。これら抜きにはそもそも編集が成り立ちません。しかし、これらだけでは「作品」にまではとても到達できないのです。

編集面において、何が「単なる映像のつぎはぎ」を「作品」たらしめるか。

武道との付き合いが長いボクにとって、それは「呼吸」です。ひとつのショットや効果音を放り込んだり削ったり、あるいはわずか数秒間長くしたり短くしたり…、ただそれだけで、あるいはそれらの組み合わせ方ひとつで、「呼吸」すなわち「リズム」が変わり、作品と観客の「間合い」が近くなったり遠くなったりする。結果、観客は作品に引き込まれることもあれば、覚めてしまうこともある。その意味において、「映画をつくる」ことは、ひとりひとりの観客と真剣を構えて対峙すること。

編集の面白みと難しさは、ここに尽きていると思います。


黒川裕一


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at 11:02|PermalinkComments(1)制作日誌 

2005年10月30日

きっと、あなたにも

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プレミア上映まであと91日。  チラシなどのデザインを担当してくださっているようこさんから、プレミアのフライヤーの文面が届きました。

当初のキャッチは「きっと、どこかでつながっている」。

8人の主人公たちをはじめとする多くの登場人物の人生が、どこかで交わり、つながっているということですね。…確かに、その通り。

でも、いわゆる「群像劇」ならば、このレベルの「つながり」は多かれ少なかれ描かれるもの。この作品はそれを超えた「超群像劇」という全く新しいジャンルをつくりだそうとしているので、更に踏み込んだ表現が必要ではないかと直感しました。

「超群像劇」の特徴は、キャラクターやストーリーの間の「つながり」が、単に「接点がある」という次元にとどまらないこと。それらは、互いに補い合うようにして(その手法こそ、常々書いてきた「連想系」です。それ以上詳しいことはあえて書かないことにします)、いつしかキャラクターやストーリーの枠を超えてひとつになるのです。

しかも、それは「開放系」「体感系」(詳しくは右のアーカイブを)というコンセプト及び手法によって、観客である「あなた」にまでつながっていきます。それが、この映画の新しさであり、ユニークさなのです。困難は承知の上で、「ここまで踏み込んでいただきたい」旨、ようこさんにお伝えしました。


すると早速、新しいキャッチが。

 8人の日常が、物語の枠を超えてひとつになる。
 群像劇を超えた、超群像劇。

 きっと、あなたにも、つながっている。


おお。
おおお。

さすがです。


こうして意見を出し合いつつ、お互いの持ち味を生かしてつくっていくのは、単純に気持ちいいですね。


きっと、あなたにも、つながっている。


黒川裕一


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2005年10月29日

手ごたえアリ

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プレミア上映まであと92日。  今日(昨日か…)は撮影の道郎さんと録音の浜野さんがラフカットを見に来てくださいました。見終わった後、道郎さんが、
「しゃぼん玉のショット、もうちょっと長い方がいいかもしれないね」と一言。続けて、
「11月下旬でよかったら撮れると思うんだけど、間に合う?」。

間に合います。
もちろんです。

こんなふうに積極的にご提案くださっていること自体が、作品に手ごたえを感じておられることの表れ。うれしいですね。


その後、音楽の監修をお願いしている光永さんがこられて、意見交換。パソコン画面を見ながら、「あーでもない、こーでもない」と話は尽きず。


ボクにできないことができる方々の力が結集し、作品が更に大きく育とうとしています。


黒川裕一


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2005年10月28日

見えた?

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プレミア上映まであと93日。  nozaki yukoさん、コメントありがとうございます。「学力低下よりも、体力低下」。同感です。何かを成し遂げるのに必要なのは、気力、体力、時の運。まずは、体力の維持向上から。

電影えいご室」の来月からの新企画、洋楽特集のために「私の一曲」をご推薦いただき、ありがとうございました。募集はこれにて締め切らせていただきます。ご推薦いただいたすべての曲を参考に、面白くてためになる5回シリーズにできるよう最善を尽くします。これからもかわらずよろしくお願いいたします。


…眠れない。
時計は既に午前4時をまわっています。

不安や恐怖で眠れないのではありません。
興奮が止まらないのです。

編集のゴールが見えたという直感がひたひたとやってきたのです。
もちろん、見えたからすぐに到達できるわけではありません。
直感自体が錯覚に過ぎないかもしれません。

それでもなお、他にはないゾクゾク感です。
何かを「つくる」ために命を注いでよかったと素直に思える瞬間です。


眠れない。
不規則な生活に拍車が。

ううむ。
最近、よくうなります。

うううむ。


黒川裕一


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2005年10月27日

心と体

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プレミア上映まであと94日。  かずきさん、「私の一曲」をご推薦いただきありがとうございます。早速調べさせていただきました! 「電影えいご室」の来月からの新企画、洋楽特集。あと1日だけ「私の一曲」の募集を続けさせていただきますので、ご推薦よろしくお願いいたします。


最近、心に余裕が出てきたせいか、日常の中で体を動かしたがる自分がいます。
のぼらなくてもいい階段をあえてのぼったり、自転車に乗らずにあえて歩いたり。
あるいは、編集の合間に、仮眠をとって休憩するかわりに腕立伏せや腹筋をして眠気を払ったり。

不思議なもので、かえって疲れがとれるのです。
夜、眠りが深いので、短時間で目が覚め、起きた後も快調。
お腹がすいて、ご飯もおいしい。

いいリズムです。


黒川裕一


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