2005年04月
2005年04月30日
静止音
初めてこのブログを読まれる方はこちらからご覧ください。
脚本決定まで、あと31日。このブログを書き始めて、ちょうど1ヶ月が過ぎました。毎日休まずに書き続けてこられたのは、読んでくださるおひとりおひとりのおかげです。あらためて心から感謝申し上げます。今後も変わらずよろしくお願いいたします。
いよいよ、明日は第1回投票。昨日あたりから、仕事の手を止めたときなど、ふとした拍子にゾクゾク感がやってきます。参加者のみなさんによってどんなアイデアが選ばれるのか、本当に楽しみです。
さて、久しぶりに「音」について今日は書きます。(以前投げかけた、「(映画において)なぜ雰囲気は音によって決まってしまうのか」という論点についても、今後書きます)
「写真」と「音」はどこが本質的に違うのか? 「前者は時間を含まず、後者は時間を含む」というのがひとつの答え。だから、「静止画」とは言うけれども「静止音」とは言わない。時間を含まない音、すなわち「静止音」はありえない?
「静止画」を重ねてパラパラまんがのようにすれば、「動画」になります。実際、映画は静止画の積み重ね。1秒間に24コマの静止画が記録され、再生される仕組みになっています。スクリーンやテレビ画面に映し出されたものは、「動いている」のではなく、「動いているように見える」だけなのです。
では、同じことが音でも出来るのでしょうか? 「静止音」をパラパラまんがのようにつないで、「(時間を含む)音」をつくることは出来るのでしょうか?
黒川裕一
<第1回投票>
日時: 5月1日(日) 午後1時から2時まで投票。その後、直ちに開票。
会場: 熊本市中央公民館(353‐0151 熊本市草葉町5‐1)
追伸
記事数が増えてきましたので、参照しやすいようにカテゴリー分けしてみました。ご活用ください。
この日誌を明日も読みたいと思ってくださった方は、エール代わりにこちらをクリックしてくださいませ。
脚本決定まで、あと31日。このブログを書き始めて、ちょうど1ヶ月が過ぎました。毎日休まずに書き続けてこられたのは、読んでくださるおひとりおひとりのおかげです。あらためて心から感謝申し上げます。今後も変わらずよろしくお願いいたします。
いよいよ、明日は第1回投票。昨日あたりから、仕事の手を止めたときなど、ふとした拍子にゾクゾク感がやってきます。参加者のみなさんによってどんなアイデアが選ばれるのか、本当に楽しみです。
さて、久しぶりに「音」について今日は書きます。(以前投げかけた、「(映画において)なぜ雰囲気は音によって決まってしまうのか」という論点についても、今後書きます)
「写真」と「音」はどこが本質的に違うのか? 「前者は時間を含まず、後者は時間を含む」というのがひとつの答え。だから、「静止画」とは言うけれども「静止音」とは言わない。時間を含まない音、すなわち「静止音」はありえない?
「静止画」を重ねてパラパラまんがのようにすれば、「動画」になります。実際、映画は静止画の積み重ね。1秒間に24コマの静止画が記録され、再生される仕組みになっています。スクリーンやテレビ画面に映し出されたものは、「動いている」のではなく、「動いているように見える」だけなのです。
では、同じことが音でも出来るのでしょうか? 「静止音」をパラパラまんがのようにつないで、「(時間を含む)音」をつくることは出来るのでしょうか?
黒川裕一
<第1回投票>
日時: 5月1日(日) 午後1時から2時まで投票。その後、直ちに開票。
会場: 熊本市中央公民館(353‐0151 熊本市草葉町5‐1)
追伸
記事数が増えてきましたので、参照しやすいようにカテゴリー分けしてみました。ご活用ください。
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2005年04月29日
「種」は誰もが
初めてこのブログを読まれる方はこちらからご覧ください。
脚本決定まで、あと32日。いよいよ、第1回投票日が明後日に迫りました。
投票の際に閲覧できるよう、「アイデア(脚本の種)候補」の一覧をつくっています。映画に出来そうと直感させられるものが少なからずあり、応募してくださったみなさんの感性に脱帽。
「加工」には、さすがにプロの手も必要。でも、「種」は誰もが持っている。だから、みんなでやれるし、やりたい。あらためてそう思いました。
このプロジェクトの中核メンバーであるTさんから、エールが届きました。
5月1日、人集めます!
50人以上声かけます!
為せば成る!!
うれしいですね。ボクもそう信じています。
為せば成る。
黒川裕一
<第1回投票>
日時: 5月1日(日) 午後1時から2時まで投票。その後、直ちに開票。
会場: 熊本市中央公民館(353‐0151 熊本市草葉町5‐1)
追伸
ところで、三大キーワードのひとつである「開放系」の好例として先日触れた、「Fight Club」のエンディングをどなたか見てくださいましたか?
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脚本決定まで、あと32日。いよいよ、第1回投票日が明後日に迫りました。
投票の際に閲覧できるよう、「アイデア(脚本の種)候補」の一覧をつくっています。映画に出来そうと直感させられるものが少なからずあり、応募してくださったみなさんの感性に脱帽。
「加工」には、さすがにプロの手も必要。でも、「種」は誰もが持っている。だから、みんなでやれるし、やりたい。あらためてそう思いました。
このプロジェクトの中核メンバーであるTさんから、エールが届きました。
5月1日、人集めます!
50人以上声かけます!
為せば成る!!
うれしいですね。ボクもそう信じています。
為せば成る。
黒川裕一
<第1回投票>
日時: 5月1日(日) 午後1時から2時まで投票。その後、直ちに開票。
会場: 熊本市中央公民館(353‐0151 熊本市草葉町5‐1)
追伸
ところで、三大キーワードのひとつである「開放系」の好例として先日触れた、「Fight Club」のエンディングをどなたか見てくださいましたか?
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2005年04月28日
応募ありがとうございました!
初めてこのブログを読まれる方はこちらからご覧ください。
脚本決定まで、あと33日。昨日、「光」について再び書きましたが、またも反応のすごさにびっくり。やはり、これはボクらみんなの心の奥深くをわしづかみにするテーマみたいです。今後、更に考えを深めて、必ず映画にします。
さて、昨日は「アイデア募集」の最終日。滑り込みセーフの方がなんと10人以上! ありがとうございます。こうしてみんなでアイデアを持ち寄れば、おもしろくならないはずがありません。なんだかゾクゾクしてきました。
今週末の投票が今から楽しみ。どんな結果が出るにせよ、ボクらは確実に前に進んでいるはず。そして月末の最終投票まで一直線です!
かの名監督ヒッチコックによれば、「脚本が完成した時点で、監督としての自分の仕事は9割方終わったようなものだ」とか。ならば、「脚本の方向性」を決める今回の投票は、ボクらにとっての超重要ポイント。1人でも多くの方にご参加いただくことが、バランスの取れた意思決定につながると信じます。お誘い合わせの上、当日は会場までぜひ足をお運び下さい。楽しみにお待ちしています。
<第1回投票>
日時: 5月1日(日) 午後1時から2時まで投票。その後、直ちに開票。
会場: 熊本市中央公民館(353‐0151 熊本市草葉町5‐1)
あなたの一票が、道を決める。
黒川裕一
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脚本決定まで、あと33日。昨日、「光」について再び書きましたが、またも反応のすごさにびっくり。やはり、これはボクらみんなの心の奥深くをわしづかみにするテーマみたいです。今後、更に考えを深めて、必ず映画にします。
さて、昨日は「アイデア募集」の最終日。滑り込みセーフの方がなんと10人以上! ありがとうございます。こうしてみんなでアイデアを持ち寄れば、おもしろくならないはずがありません。なんだかゾクゾクしてきました。
今週末の投票が今から楽しみ。どんな結果が出るにせよ、ボクらは確実に前に進んでいるはず。そして月末の最終投票まで一直線です!
かの名監督ヒッチコックによれば、「脚本が完成した時点で、監督としての自分の仕事は9割方終わったようなものだ」とか。ならば、「脚本の方向性」を決める今回の投票は、ボクらにとっての超重要ポイント。1人でも多くの方にご参加いただくことが、バランスの取れた意思決定につながると信じます。お誘い合わせの上、当日は会場までぜひ足をお運び下さい。楽しみにお待ちしています。
<第1回投票>
日時: 5月1日(日) 午後1時から2時まで投票。その後、直ちに開票。
会場: 熊本市中央公民館(353‐0151 熊本市草葉町5‐1)
あなたの一票が、道を決める。
黒川裕一
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2005年04月27日
なぜボクらは光にひかれるのか
初めてこのブログを読まれる方はこちらからご覧ください。
4月20日の「アイデア出しの集い」の写真をアップしました。のぞいてみてくださいませ。
さて、脚本決定まで、あと34日。今日はいよいよ「アイデア(脚本の種)募集」の〆切日です! 「仮タイトル」「テーマ」「論点」「設定」の4つさえはっきりしていればOK。(実例はこちら) 日付が変わるまで受け付けますので、ぜひお気軽にご応募くださいませ。集まった全てのアイデアから、5月1日の投票で10本程度に絞り込みます。
あなたの思いが、映画になる。
さて、今日は先日から活発に意見が交わされている「光」について。なぜボクらはこれほどまでに光にひかれるのか?
ボクら自身が光だから。
これがボクなりの答えです。太陽光のエネルギーを「かたち」にかえる営み。それが植物の光合成。それを糧に、ボクら人間を含む全ての動物の命が育まれている。ならば、地球上に存在する全ての生命は、光から始まっているのではないか? ボクらは光が姿をかえた「あらわれ」なのではないか?
だから、ボクらはひかれる。折に触れて、遠い故郷がたまらなくなつかしくなるように。
そんな気がします。
黒川裕一
この日誌を明日も読みたいと思ってくださった方は、エール代わりにこちらをクリックしてくださいませ。
4月20日の「アイデア出しの集い」の写真をアップしました。のぞいてみてくださいませ。
さて、脚本決定まで、あと34日。今日はいよいよ「アイデア(脚本の種)募集」の〆切日です! 「仮タイトル」「テーマ」「論点」「設定」の4つさえはっきりしていればOK。(実例はこちら) 日付が変わるまで受け付けますので、ぜひお気軽にご応募くださいませ。集まった全てのアイデアから、5月1日の投票で10本程度に絞り込みます。
あなたの思いが、映画になる。
さて、今日は先日から活発に意見が交わされている「光」について。なぜボクらはこれほどまでに光にひかれるのか?
ボクら自身が光だから。
これがボクなりの答えです。太陽光のエネルギーを「かたち」にかえる営み。それが植物の光合成。それを糧に、ボクら人間を含む全ての動物の命が育まれている。ならば、地球上に存在する全ての生命は、光から始まっているのではないか? ボクらは光が姿をかえた「あらわれ」なのではないか?
だから、ボクらはひかれる。折に触れて、遠い故郷がたまらなくなつかしくなるように。
そんな気がします。
黒川裕一
この日誌を明日も読みたいと思ってくださった方は、エール代わりにこちらをクリックしてくださいませ。
2005年04月26日
かかわる
脚本決定まで、あと35日。「光」については新たにだいてんさんと美和さんから、「プロレス」についてはしの次郎さんとKentさんから、それぞれコメントをいただきました。ありがとうございます。反応を直に感じることが出来ると、書く方にも力が入ります。今後、これらのテーマをはじめとして意見を交わし続け、話を深めていきましょう。変わらずよろしくお願いします。
今日は大学時代の友人より、本当にありがたいメールをいただきました。彼は現在関東地方で活躍する弁護士。学生寮で4年間の長きに渡って寝食を共にした縁で、今なお付き合いを続けさせてもらっています。
メールの中で、先日このブログに記載した「著作権」の件について、法律家としての見解を示してくれました。以下、抜粋します。
「基本的に、黒川君のご指摘のとおり、アイデアは著作権によって保護されません。したがって、脚本を作っていくために、いろいろなアイデアが出されても、最終的に脚本という形でまとめ、表現するのが黒川君であれば、その脚本の著作者(著作権者)は、黒川君になると考えていいと思います。 <中略> ただ、例えば、黒川君の作った脚本について、皆で種々討議し、黒川君以外の人たちが、共通の構想の下に、実際に脚本に種々手を加えたり、台詞の補充訂正をしたりして、しかも、その寄与が質的にも量的にも創作性のあるものとして評価されるようなレベルに達していた場合(対概念は「補助者」です)、「共同著作」と評価される余地はあると思われます。 <中略> 仮に、共同著作と評価されるようなことになったときには、告知をしていた場合でも、共同著作者の氏名を作品中に表示する必要がありますので、念のため付記しておきます」
なるほど。よく分かりました。
そもそも、ボクは創作にかかわってくださる方は全員が「共同著作者」だと考えており、当然作品中に表示させていただくつもりです。それが「みんなで力を合わせてつくった」ことを目に見える形で示すことになると信じますし、「みんなでがんばったなあ」と後々振り返るきっかけにもなると思うのです。
彼もまた、一人の友人のみならず法律家として、アイデア出しとは別なところでこのプロジェクトにかかわってくれました。ありがとう!
こうして、一人一人がそれぞれに何かを持ち寄り、自分なりのかかわり方で力を合わせ、その先に大きな花が咲く日がやってくればうれしいですね。その日を楽しみに、今日もがんばります。
あなたのかかわり方は?
黒川裕一
今日は大学時代の友人より、本当にありがたいメールをいただきました。彼は現在関東地方で活躍する弁護士。学生寮で4年間の長きに渡って寝食を共にした縁で、今なお付き合いを続けさせてもらっています。
メールの中で、先日このブログに記載した「著作権」の件について、法律家としての見解を示してくれました。以下、抜粋します。
「基本的に、黒川君のご指摘のとおり、アイデアは著作権によって保護されません。したがって、脚本を作っていくために、いろいろなアイデアが出されても、最終的に脚本という形でまとめ、表現するのが黒川君であれば、その脚本の著作者(著作権者)は、黒川君になると考えていいと思います。 <中略> ただ、例えば、黒川君の作った脚本について、皆で種々討議し、黒川君以外の人たちが、共通の構想の下に、実際に脚本に種々手を加えたり、台詞の補充訂正をしたりして、しかも、その寄与が質的にも量的にも創作性のあるものとして評価されるようなレベルに達していた場合(対概念は「補助者」です)、「共同著作」と評価される余地はあると思われます。 <中略> 仮に、共同著作と評価されるようなことになったときには、告知をしていた場合でも、共同著作者の氏名を作品中に表示する必要がありますので、念のため付記しておきます」
なるほど。よく分かりました。
そもそも、ボクは創作にかかわってくださる方は全員が「共同著作者」だと考えており、当然作品中に表示させていただくつもりです。それが「みんなで力を合わせてつくった」ことを目に見える形で示すことになると信じますし、「みんなでがんばったなあ」と後々振り返るきっかけにもなると思うのです。
彼もまた、一人の友人のみならず法律家として、アイデア出しとは別なところでこのプロジェクトにかかわってくれました。ありがとう!
こうして、一人一人がそれぞれに何かを持ち寄り、自分なりのかかわり方で力を合わせ、その先に大きな花が咲く日がやってくればうれしいですね。その日を楽しみに、今日もがんばります。
あなたのかかわり方は?
黒川裕一