2005年05月09日

開放系、ついに

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脚本決定まで、あと23日。美和さん、早速の再コメントありがとうございました。ほとんどリアルタイムのやり取りですね。こちらも直ちに返させていただきます!

美和さんの「この映画には、『そこにあってはならないもの』が何度も登場しており、初めから『2次元の世界のつくりごと』であることを前提として描かれていたのです。その、開放の形は最後の仕掛けで鮮明に…」という言葉に、「開放系」の持つ意味とインパクトを文字通り「体感」されたのだと確信しました。

そう。美和さんがおっしゃるとおり、「それは一瞬の、本当に本当に小さな仕掛け。しかし、巨大で強大な一つ」なのです。デビッド・フィンチャー監督、おそるべし。いつの日か「開放系」が常識となったとき、彼の名は先駆者として永遠に刻まれることでしょう。

ありがたいことに美和さんのコメントは「ネタバレ」になっていないので、ひとりでも多くの方に、まずはこの映画を見ていただきたいと思います。その上で、同様に「語らずして語る」ようなコメントをお寄せいただきたいのです。それらが集まるにつれ、このブログ上でも次第に「開放系」の正体が明らかになってくることでしょう。影の位置によって、光のありかが見えてくるように。

その日が楽しみです。更なるコメントをお待ちします!

黒川裕一

明後日は、いよいよ「アウトライン化の集い・第2回」です。ご参加をお待ちしています。詳細はこちら

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at 16:05|PermalinkComments(2) 開放系 

2005年05月08日

プロジェクトのあり方

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第1回投票の様子をスライドショーにしました。こちらをご覧ください! 今後のスケジュールはこちらです。

脚本決定まで、あと24日。美和さん、コメントありがとうございました。「ファイトクラブ」を再び見終わったら、再度コメントをお願いします。こうしてだんだん話が深まっていくのは楽しいですね!

今日は、高校時代の同級生からメールが届きました。彼は現在、システムエンジニアをしています。

僕のプロジェクトは
(1)プロジェクトメンバーの「それを作りたい、作りたくない」は基本的に関係なく、 お客さんが「それを要求しているかどうか」のみに左右される。
(2)プロジェクトメンバーは発注・受注の関係(お金)によってのみ協力しあう。
です。

最近やる気がどんどんなくなっている我がプロジェクトメンバーの雰囲気と黒川くんを囲む人たちの様子を比べると、同じように「凡人の集まり」でもずいぶんアウトプットが違うなあと思います。それぞれの仕事に対する専門度ではうちのメンバーのほうが上のはずなんですがねえ(泣)。 ?転載ここまで

…これはきっと、ほとんどの組織体が抱えている問題ではないでしょうか。

ボクら人間のことを決して過大評価する気はありませんが、過小評価だけはしたくはないと常々思っています。いい雰囲気の中で、力のあわせ方を学びつつ、やりたいことを一生懸命やれば、相当なことまでやれるし、「仕事」にも結びつけることが出来るはず。試みることなく、惜しみなく努力することなく、早々に「ムリだ」と結論したくはないものです。

「勝つ」ことは、容易ではない。
しかし、投げ出さない限り、「負け」はない。

黒川裕一

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at 11:19|PermalinkComments(1) 制作日誌 

2005年05月07日

開放か、解放か

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脚本決定まで、あと25日。だいてんさん、貴子さんコメントありがとうございました。映画づくりがひとりひとりの生活の中にしみ込んでいっているのが感じられ、本当にうれしいです。今後も変わらずよろしくお願いします。

さて、堅祐さんと美和さんが「ファイトクラブ」のラストシーンに触れてくださったので、今日はそれについて書きます。

美和さんの言う、「ラストシーン、立ち並ぶクレジット会社の高層ビル群が美しく崩れ落ちる光景」を見たときの感覚。それは、「開放感」というよりは、「解放感」ではないでしょうか? この「解放感」は「体感系」の範疇に入るというのがボクの考えです。堅祐さんが「体感系と区別がつかない」とコメントされているのを見て、「我が意を得たり」と思いました。

「建設の後に破壊がやってくるのではなく、ひとは破壊するために建設する」という考え方があります。すなわち、ひとは誰もが破壊衝動のような「暗黒の欲望」を抱えており、それを抑え込んで表に出さないようにしているだけなのだと。美和さんや堅祐さんが経験したえもいわれぬ「解放感」は、ボクらのそんな部分を見事に刺激しているのかもしれません。

ボクの考える「開放系」は、もう少し別な部分に焦点を当てています。ラストシーンの、最後の最後に注目してください。しっかり見ていないと見落としてしまいそうな「仕掛け」が施されているはずです。

続報をお待ちしています!

黒川裕一

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at 08:54|PermalinkComments(3) 開放系