2005年04月10日

音の力

脚本決定まであと51日。あさたろうさんより、「聴覚障害者の方は、ホラー映画を見てもあまり怖さを感じないんだそーな」とコメントをいただきました。ありがとうございます。

ブログやメールでいただいたコメントは、全てボクの「アイデアメモ」に書き込ませていただいています。それらがつながって作品として実を結ぶのを楽しみに、これからも気軽に書き込んでいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

あなたの思いが、映画になる。

さて、ホラーに限らず、映画の雰囲気を決定する最大の力は「音」ではないかと、ボクも常々考えてきました。実際、22歳でアメリカに渡ってからしばらくは、音づくりに熱中したものです。当時通っていた大学の音響室にこもり、効果音の編集をしながら何度も夜を明かしました。食べると眠くなるので、炭酸飲料でカロリー補給。作業時間の最長記録は、25時間。しかも、ぶっ続け。今となっては、自分でも破れそうにありません。

これほどボクを魅了した、「音」。映画の雰囲気がこれによって決まるのは、なぜなのでしょうか?

コメントをお待ちしています。

黒川裕一

追伸
バイオグラフィ(生い立ち)を更新しました。ご笑覧ください。

at 07:47|PermalinkComments(5) 

2005年04月09日

アイデアを出す

脚本決定まであと52日。「アイデア出しの集い」について、しの次郎さんより、「アイデアを出すというより、日常何気なく通り過ぎている感情を思い出す時間だった」とコメントをいただきました。ありがとうございます。

「ボクらは生まれつき全てを記憶しており、人生とはそれを思い出すプロセスである」という考え方がありますね。最近では、「遺伝子に全ての情報が既に入っており?」とパラフレーズされたりもするようです。この意味において、全ての出会いはデジャ・ブである。

「アイデアを出す」という営みも、同じなのかもしれません。「クリエイト(創造)」するのではなく、「リクリエイト(再生)」する。しの次郎さんのコメントにある「思い出す」は、その感覚に最も近い言葉なのかもしれません。

次の「アイデア出しの集い」は、明後日(4月10日)午後6時より7時半まで。熊本市中心部の中央公民館地下ホールにて。飛び入り歓迎。ご参加をお待ちしています。

黒川裕一

at 08:25|PermalinkComments(2)制作日誌 

2005年04月08日

映画とは

昨夜開かれた「第2回・アイデア出しの集い」のテーマは、なんと「殺人」。賛否両論あれど、人をひきつけてやまないこのテーマ。取り組んでみてもよかろうと。

「伝える・伝わる」がテーマだった第1回に比べ、沈黙の長いこと。参加者一同、なかなかイメージが湧いてきませんでした。身近でないこと、経験がないことを想像するのは難しい。そんな当たり前のことを痛感した1時間でした。しかし、それもまたよし。次に生かしましょう。

さて、山田テツヤさんより、「さあ、京都へ行こう」というキャッチコピーが持つ力についてコメントをいただきました。ありがとうございます。

「説明」や「描写」は、相手とイメージを共有するための手段にすぎません。イメージさえ呼び起こせるのならば、チャンネルは何だっていいわけです。「そうだ、京都に行こう」で足りるならば、それ以上言葉にする必要はない。むしろ、余白を残す方がいい。余韻は音そのものより美しい。

だから、映画とは「いかに見せるか」ではなく、「いかに見せないか」だとボクは信じています。

脚本決定まであと53日。映画の原点ここにあり。

黒川裕一

at 12:21|PermalinkComments(7)制作日誌